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あなたの肌のタイプは?

肌のタイプに合わせてお手入れすることが大事だとは思っていても、なかなか自分の肌タイプをわかっている人は少ないようです。

「あなたの肌のタイプは?」と聞くと「混合肌」という人がもっとも多いようです。TゾーンはべたつくけどUゾーンはかさつく、というのを混合肌と呼びようですが、この考え方が肌タイプのみきわめを難しくしているのだと思います。

TゾーンとUゾーンの肌状態が同じである人はとても少なく、実際には、ほとんどの人が混合肌です。ただ、Tゾーンが乾燥して困るということは通常なく、肌トラブルのほとんどはUゾーンに発生したものを問題にします。

Tゾーンがべたついて困るという問題は若い人にはありますが、皮脂自体はどのみち減らせるものではないので、よく洗って、あまり何もつけずにおくというくらいしか対処のしようがありません。
それにくらべてUゾーンの肌質はかなり個人差があり、またTゾーンより皮膚もデリケートなので肌質をよく見極めて正しいお手入れをしないとトラブルを招きやすいのです。


このようなことから肌タイプはまずUゾーンについて考えそれに合わせたお手入れをするというのが鉄則です。
では、Uゾーンの肌タイプをどのようにして判断したらよいのでしょう。
まずは、洗顔した後、そのまま何もつけずに20分くらいおいてください。20分後、頬がつっぱってきたら乾燥肌です。洗顔直後つっぱっても、20分たつうちに潤いが出てきたら普通肌、逆に頬に皮脂がじわっと出てくるようであれば脂性肌です。これを肌タイプの目安にするとよいでしょう。



話は変わりますが、メイクを完全に落としておかないと化粧品の色素が肌に沈着してシミになるとおもっている人が多いようですがそれは誤解です。
化粧品の顔料は粒子が大きく、皮膚の中に吸収されるようなサイズではありません。
ですから、洗い残しがあったとしても、それが沈着してシミになることはありえないのです。むしろ、メイクをしっかり落とそうとゴシゴシと洗ったりするほうが肌を刺激しシミやくすみの原因になるでしょう。
とはいえ、メイクの成分は油脂ですから、肌に残ると酸化して皮膚の老化をうながす原因になります。

きちんとメイクを落とすにはクレンジングのあとに洗顔を忘れないことです。クレンジングも少ない量で洗うとかえって肌をこすることになるのでケチらないで使いましょう。