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薄毛になるときとは

薄毛になるときというのは、髪の毛の生育環境が悪化しているときです。それは、毛細血管に血がいきづらくなって頭皮の栄養状態が悪くなっているときです。そんなときの頭皮と心身は人の体に例えれば疲れがたまって寝込んでいるときと同じです。頭皮と心身が弱って疲れているから血の巡りが悪くなっているのです。体が疲れているときは休むのが一番です。すると全身に血が巡るようになり元気な状態に回復します。休まずに無理して動き続けると、たいていの場合こじらせて寝込んでしまいます。

頭皮も同じで弱って疲れているときに何かと発毛させようと発毛剤や育毛剤を使うと、弱っている頭皮に無理強いする結果になり、さらに弱ってしまい自分の頭皮の力で血を巡らせなくなっていくのです。頭皮に栄養を与えればいいと考える人も多いですが、皮膚は外部から異物の侵入を防御する第一関門なので、無理に与えようとするとさらに弱ってしまい弱効果になりやすいのです。

同じ疲れでも軽い場合は発毛させるケアが効果に繋がることはあります。でも効果があるからと続けていると、疲れ回復せずに積み重なるのでさらに弱ってきて最終的には発毛剤・育毛剤が効かなくなり抜けてしまいます。

発毛剤や育毛剤の効果でなんとかしようとしてきた人には何らかの異常で出ていることが多くあります。赤くなってきている、フケ症、荒れている、擦り傷のような状態、黄色みがかった色などです。

頭皮が柔らかいとよいと聞くので、マッサージで頭皮を柔かくしている、という人の毛は産毛かそれに近いくらいしか伸びていないということがあります。触ると頭皮の皮が頭蓋骨の上を滑るように2~3センチ程度ずるずると動き、さーっと触るだけでボロボロとその産毛に近い毛が抜けてしまうのです。

最近は、頭皮のマッサージ方法を解説している情報が多くあります。そのためでしょうが、マッサージをやり過ぎて頭皮がボロボロになっている人が多くいます。

何事もやり過ぎはいけません。マッサージの目的は頭皮の緊張をほぐすことと血行を促進すること、そして毛細血管の本数をできるだけ増やす助けをすることです。決して毛の多い人のような柔らかい頭皮にすることではないのです。