いつまでも若く健康に

美容・健康・育毛などアンチエイジング情報

ストレスと肌トラブル

 

職場での対人関係、家族の心配事、近隣とのお付き合い、子どもの教育問題など、ストレスの要因はたくさんあります。ストレスが引き起こす悪影響により、心と体のさまざまな部分にいろいろな症状があらわれますが、もっとも影響を受けやすいのが内臓と肌といわれています。
この2つは互いに関連しあい、内臓に起こったトラブルはSOSサインとして皮膚にあらわれます。体のどこかの調子が悪いとき、顔にできものが・・・という経験を持つ人は少なくないでしょう。内臓が元気でなければ、肌の栄養となるタンパク質やビタミン、ミネラルを摂取しても、上手に消化吸収することはできません。
また、ストレスがたまることで、イライラいたり落ち込んだりすると、顔にも影響が現れています。ストレスから知らず知らずのうちに、しかめっ面をしていていつの間にか欲しくないシワを増やしてしまうことも。肌は体ばかりか心の状態を敏感に映し出すのです。

肌にトラブルがあっても、ストレスからきていると気がつかない人も少なくありません。なかには、肌荒れしやすいタチだから・・・と肌質のせいにして、ストレスを受けていることすら自覚しない人もいるようでうす。
ストレスなんて感じないという人もいるかもしれませんが、天候や気温の変化なども体にストレスを与えるものですし、むしろ、ストレスはないと即答する人は自分で気づかない隠れストレスが潜んでいる可能性もあります。

1日が24時間であるのに対し、人間は本来1日25時間サイクルで動いており、これをコントロールしているのが体内時です。体内時計は脳の視交叉上核というところにあり、ここで朝、太陽の光を感知すると、脳の松果体へ信号を送ります。すると、14時間後に睡眠を誘導するホルモン、メラトニン分泌の予約がおこなわれ、体内時計は夜へ向け、眠りのタイマーをセットするのです。体内時計を正しく働かせるには、規則だたしい食事と昼間なるべく外出することです。睡眠と肌は非常に密接な関係にありますので、生体リズムを整えるのは重要です。